本サイトの冒頭でも触れていますが、新卒者の離職率に関して「3年で3割辞める」「7・5・3(中卒は7割、高卒は5割、大卒は3割が3年以内に辞める)」ということが言われています。果たしてこれは事実なのでしょうか。少し調べてみました。
以下は厚生労働省がまとめた「新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移」です。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2010/01/tp0127-2/dl/data_1.pdf
概ね大卒がの3年で3割、高卒は5割、中卒が7割離職していることがわかります。ということで「3年で3割辞める」も「7・5・3」も裏付けのある事実であると言えます。
これらの言葉は最近の若者は我慢を知らず、すぐに辞める傾向にある、という文脈で使われがちですが、この統計を見る限り平成20年と昭和62年の数値はあまり違いがありません。昔の若者に比べ、今の若者が忍耐がないとは言えません。年長世代の「最近の若者は…」みたいな物言いはそろそろやめてほしいものです(笑)。

「7・5・3」も離職率として高い、と思う人もいるかも知れません。私も中卒者の7割はちょっと高いなあと思います。しかし、20年前からそういう状況で、それでも世の中が回っているのなら問題ないのかなあとも思います。まあ、会社としたら3年で辞められたら大損なので対策が必要と声高に叫ぶかも知れませんが。