最近社長になりました。でも社員が自分一人で、しかも手取りが月21万円なので自慢する気にはなれません。
むろん社長になったメリットもあるのですが、社長になって改めてサラリーマンの良さを感じることも少なくありません。
幾つか列挙してみます。

★本業以外の雑用が増える
会社なら経理部や庶務部といった部署があるので、本業に関わる社員はそれに集中できますが、一人株式会社社長だと全部自分でやらなくてはならず、これが結構時間を食います。

★社会保険料がバカ高い
社長になって最も困ったことが社会保険料の高さです。
ご存知の通り、少子高齢化が進み、厚生年金と健康保険料は上昇し続け、現在は給与の約27%ほどが徴収されます。
サラリーマンの時は会社と折半して支払うので、まだマシでしたが、一人株式会社社長になると実質的に全額自分で払わなくてはなりません。
給料の27%も取られるってヤル気なくしそうになります(涙)。また、この他にもちろん税金も支払う必要があるので、稼いだ金の4割ぐらいは持っていかれる計算になります。

★給料もらってもあまり嬉しくない
サラリーマンの頃は給料日が月一回のオアシスでした。日頃の我慢が金に変わることを確認すると、来月もがんばろうと思えました。
現在私も月に一回、会社から自分に給料を支払います。しかし、事業用の口座から個人の口座に金を移動させるだけなので、自分の金が増えたという感覚がありません。
はっきり言って、嬉しくありません…。

★ボーナスがない
サラリーマンの年2回のお祭りであるボーナスですが、私にはボーナスはありません。
社長の場合も、会社からボーナス(賞与)をもらうこともできますが、従業員と違って会社の経費になりません。つまり税務上極めて不利な扱いをうけます。ということでボーナスは無しです。

★税金を自分で払わなくてはいけない
所得税や住民税は、サラリーマンだと会社が天引きして会社が役所に納めます。
1人株式会社の社長だと結局自分で納めることになり、面倒くさいです。税理士にサポートしてもらいますが、税理士費用も馬鹿になりません。

★サボってても給料が貰える(笑)
サボリすぎると首になるかもしれませんが、サラリーマンは仕事中にネットサーフィンしようが便所で寝てようが給料がもらえます。はい、昔の私です(笑)。

★残業代がない
役員報酬は固定給なので残業代という概念はありません。

★有給休暇がない、福利厚生もない、退職金もない
言わずもがなです。社長なので休もうと思えばいつでも休めますが、その分稼ぎが減るだけです。福利厚生と退職金も自分で用意すればよいのですがやりません。

以上、ないないずくしですが、その代わりにあるのが「自由」です。それにこだわらなければサラリーマンも捨てたものではないと思います。