仕事内容より仕事環境を重要視

平成25年の1年間に、749万人の労働者がどこかの会社(事業所)に入職しました。
これは転職者と新卒就職者の合計ですが、転職者の割合はどれぐらいでしょうか?

64%が転職者です。この数字を見るともはや転職は当たり前という感じがします。

では、転職入職者が前職を辞めた理由ですが以下の通りです。

<男性>
定年・契約期間の満了…15.6%
労働時間等の労働条件が悪い…10.4%
収入が少ない…10.1%
会社の将来が不安…8.6%
会社都合…7.9%
職場の人間関係…7.8%
仕事の内容に興味が持てず…6.0%
能力・個性・資格を生かせず…4.6%
介護・看護…0.7%
結婚…0.3%
育児・出産…0.2%
その他の理由…26.8%

<女性>
労働時間等の労働条件が悪い…15.2%
定年・契約期間の満了…13.7%
職場の人間関係…11.0%
収入が少ない…8.3%
会社都合…7.3%
仕事の内容に興味が持てず…5.6%
能力・個性・資格を生かせず…5.1%
会社の将来が不安…3.5%
結婚…3.2%
育児・出産…1.8%
介護・看護…1.7%
その他の理由…22.7%

出典:厚生労働省HP(http://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/14-2/kekka.html#01)

その他及び定年や会社都合など本人の意思とか関係のない項目を除くと、男女ともに「労働時間等の労働条件が悪い」が1位です。

仕事の内容や自分の能力に関する事柄より、収入や人間関係などの方が転職の理由として重要視されていることが分かります。

殆どの人にとって、職場で何をするか、ということより、収入や快適に仕事ができるということの方が大切だということですね。

逆に会社としては、この辺りを良くすれば、社員が転職しないで長く勤務してくれるということになりますし、優秀な人材が集まることでしょう。