nakama
会社を辞めた直後、「我が会社員生活に一片の悔いなし」と天に向かって叫びたいぐらいスッキリした気分でした。
3年間で無数の失敗はありましたが、退職すれば全部チャラ。
特に後悔も感じていませんでした。

しかし、時間が経てば自分の価値観も変わりますし、過去に対する評価も変わってきます。
私も今になって、あの時ああしていればな、という思いが出てきました。

それは、一人でもいいから会社を辞めても付き合っていける友人を作っておくべきだった、ということです。

現在は友人作りに苦心

私は現在は自営業で、一人で仕事をしています。

一人で仕事をしていると人間関係的なストレスがないので気がラクですが、いいことばかりではありません。

この3年ほど、友人作りに労力をかけています。

別に一人でもいいじゃないか、ラクだし、楽しいし、生きていけるし。

わりと最近までそういう考えでした。

私は孤独に強いと思います。今の仕事を始めた当初、1ヶ月誰とも話さないこともよくありましたが、寂しいと思ったことは1度もありませんでした。

しかし、一人のままで、誰とも深く関わらない状況では自分自身あまり成長しないかな、と徐々に感じ始めました。

人と比べるな、オンリーワンを目指せ、という風潮もありますが、やはり人と比べて負けたくないと頑張ったり、あるいは見習うべきところは見習って自分を意識的に成長させていくことが必要だと思います。

また、一人では難しいことが二人以上だとできることもよくあります。
麻雀やゴルフなどが典型例ですが、店で食事をすることだって大勢のほうが色んな種類が食べられてお得です。
また、店も自分一人では絶対入れないようなところに行けたりするので、知見も広がります。

やはり友人の存在は非常に有益であることを自営業開始から数年間の孤独と沈黙の末に悟りました。

我が会社員生活に一片の悔いあり

さて、前置きが長くなってしまいましたが、会社員時代もずっと私は一人でした。
と言っても会社なので当然周囲には人がいます。

しかし、会社の人とプライベートで親しく関わるということがありませんでした。
会社は仕事をする場所で、友達を作る場所ではない、と考えており、同期社員でもそれほど親しい間柄になることはありませんでした。

その考えは間違っているとは思いませんが、ちょっと頑な過ぎたかと思います。

別に会社で親しく付き合う人がいたっていいですよね。むしろ、仕事面でもプラスになるはずです。

昔の自分は、なんかこう、若かったというか、コミュニケーション能力が低かったというのも原因でしょうが、人を避けるところがありました。

仕事上はそれで問題ありませんでしたが、仕事以外で、一人で何をやっていたかというと、酒を飲んだりゲームをしていることが大半でした。その時は楽しかったですが、今思えばあまり有意義な時間であったとは思えません。

横浜の会社でしたが、3年ほど住み続けて、会社の人を含め、横浜で友人は一人もできませんでした。
当時はなんとも思いませんでしたが、今から思うとなんて残念な奴なんだと感じます。

会社を辞めてからは、会社の人との縁は切れました。大して親しくなかったので当然です。
一人でも繋がっていれば、私の辞めた後の会社のことなどを聞けて楽しかっただろうに。こちらとしても自営業の楽しさやツラさを伝えることで、相手に刺激を与えることができたかもしれません。結構いい関係が作れたんじゃないかと思います。

一人でもいいから、会社を辞めても付き合っていける友人を作っておくべきだったと後悔しています。

会社というのは望まなくても周囲に人がいて、関わらざるをえない環境です。それは煩わしく思う時もありますが、友人を作るには非常に良い環境だと思います。
これは、会社を離れてみないと気づかなかったと思います。

これから会社を辞めようと思う人でも、今の職場で仲がいい人がいたら、大切にしたほうがいいです。
きっとそれは辞めた後の財産になると思います。

私はこれまで友人づくりをサボっていたので、今苦労しています。